皆さんこんにちは!
株式会社サカジオです。
~新人が伸びる現場、辞める現場~
地質・土質調査は、経験を重ねながら覚えていくことが多い仕事です。
現場の見方、機材の扱い方、記録の取り方、土や地盤の違いへの気づきなど、最初からすべて理解できる人はいません。✅
だからこそ、新人が育つかどうかは、本人の努力だけではなく、周囲がどのように教えるかにも大きく左右されます。
今回は、新人が安心して成長できる現場について考えてみます。
目次
新人には、まず地質・土質調査が何のために必要なのかを伝えることが大切です。
調査した情報は、建物や道路、橋梁などの設計や施工を考える材料になります。✅
自分たちの仕事が、その後の工事を支える大切な役割を持っていると分かれば、目の前の作業にも意味を感じやすくなります。
最初から一つの作業だけを繰り返させるのではなく、調査がどのような流れで進むのかを説明することが大切です。
現場確認から調査、記録、整理、報告までの流れを知ることで、自分が担当している仕事がどこにつながるのか理解しやすくなります。✅
地質・土質調査では、さまざまな機材を使います。⚙
新人には、機材の名称だけを覚えてもらうのではなく、何を確認するために使うのかまで説明することが大切です。
役割を理解していれば、現場が変わっても応用しやすくなります。✅
経験者は、現場へ入った瞬間から地形や周辺状況を見ています。
しかし、新人からすると、どこを見ているのか分かりません。
「ここは車両を入れにくそうだから先に確認する」「この場所は記録を残しておいた方がいい」といったように、判断の理由を言葉にすることが大切です。✅
新人は、調査そのものに意識が向きやすく、記録を後回しにしがちです。
しかし、地質・土質調査では、現場で得た情報を正確に残すことがとても重要です。
なぜ記録が必要なのか、どのような情報を残すのかを早い段階から教えることが大切です。✅
経験が少ない新人に、いきなりベテランと同じスピードを求めるのは無理があります。
急がせすぎると、確認を省いたり、分からないまま進めたりする原因になります。⚠
まずは一つひとつ正確にできることを優先し、その後で少しずつ効率を上げてもらうことが大切です。
最初から重要な判断を任せる必要はありません。
機材の準備や記録補助、片付けなど、小さな役割から経験してもらい、できることを少しずつ増やしていきます。✅
任せてもらえる仕事が増えることで、新人自身の自信にもつながります。
新人にとって、図面や資料だけを見ても現場をイメージすることは簡単ではありません。
だからこそ、「この資料の位置が実際にはここ」と現場で示しながら教えることが大切です。✅
少しずつ資料と現地を結びつけられるようになります。
地質・土質調査では、現場のちょっとした変化に気づくことも大切です。
最初からすべて判断できる必要はありません。
「何かいつもと違うと思ったら教えて」と伝えることで、観察する習慣を育てることができます。✅
機材の使い方に自信がない、資料と現場が違って見える、記録方法が分からない。
そんなときに、無理に進める必要はありません。
一度止まり、先輩に確認することが大切です。✅
確認することは恥ずかしいことではなく、正確な仕事をするために必要な判断です。
新人が質問したときに、毎回強い言い方をされると、やがて聞かなくなってしまいます。
分からないまま進める方が問題につながるため、「分からないことは聞いていい」という雰囲気をつくることが大切です。☺
質問を受けたときに、答えだけでなく理由まで伝えることで理解も深まります。
新人が記録を間違えたり、準備を忘れたりすることもあります。
そのときに「気をつけろ」で終わらせず、なぜ起きたのかを一緒に考えることが大切です。✅
説明不足だったのか、確認方法が分からなかったのかによって、改善方法も変わります。
機材を戻したり、現場を整理したりする仕事を、単なる雑用として教えてはいけません。
次の現場ですぐ使える状態にすることや、不足や異常に気づくために必要な仕事だと伝えることが大切です。✅
調査現場は、自分たちだけの場所ではありません。
周辺住民や他の作業員がいる場合もあります。
挨拶や車両の置き方、作業スペースへの配慮など、技術以外の部分も新人のうちから伝えることが大切です。✅
新人本人は、自分がどれだけ成長したのか分かりにくいことがあります。
「前より機材準備が早くなった」「記録を自分で整理できるようになった」と具体的に伝えることで、自信につながります。☺
地質・土質調査は、覚えることが多く、現場によって状況も変わる仕事です。
しかし、新人が辞める理由は仕事の難しさだけではありません。
何を覚えれば良いか分からない、質問できない、成長を認めてもらえない環境では、続けたい気持ちも薄れてしまいます。
地質・土質調査の技術は、現場経験の中で少しずつ身につきます。
先輩の仕事を見て、理由を聞き、自分で経験し、失敗から学ぶことで成長していきます。✅
だからこそ、新人を焦らせず、質問できる環境をつくり、できるようになったことをしっかり伝えることが大切です。
私たちも、新しい仲間が安心して成長できる現場をつくりながら、地質・土質調査の技術を次の世代へつないでいきます。✨